インターネット株式投資の基礎知識を身につけずに始めると必ず大きな損失につながってしまいます
証券会社の店頭で株を買おうとすると、「この株はどうですか？」といろいろすすめられることもあります。そういったアドバイスを聞くことが好きな人は、それでも良いですが、そうでない人だと迷惑でしかありません。特に勧められて買った株が値下がりしてしまったら、目も当てられません。
でもインターネット株取引なら、このようなこともなくなります。基本的にインターネット証券会社は人件費を抑えて手数料を安くしているので、電話等で営業してくることはまずありません。自分のペースで、好きな時に好きなだけ株を売買できることが何よりの良いところです。
また証券会社の勧めてくる銘柄は、結局は自分が幹事会社になって上場した銘柄で、早く売り抜けたいと考えていますので、買ったあと値下がりすることが良くあります。
これから株を買おうという人が、最初から高額の取引をすることは、お勧めすることはできません。初めての取引でいきなり大損をしてしまうと、立ち直ることができなくなってしまうからです。
証券会社の店頭で売買する場合だと、少額の注文を出しにくいというデメリットもあります。証券会社の店頭に来ている人は、いわゆる「富裕層」が多く、そのような人に混じって少額の注文を頻繁に出すのは、気が引けるものです。
これもインターネット株取引であれば、営業マンに注文を出すのとは違い、周りの目を気にする事もまったくありません。
証券会社の店頭で株を取引するには、実際に証券会社に足を運ぶことが必要になります。しかし、会社で仕事をしている人だと、仕事を抜け出して証券会社に行くわけにはいきませんので、そう簡単には店頭で取引することができません。
また証券会社は、電話やＦＡＸでも注文を受け付けますが、営業時間は昼間なので、早朝や深夜に注文することも難しいのです。この問題もインターネット株取引なら解消する事ができます。インターネットに接続することができれば、いつでもどこでも株の取引をすることができます。例えば、会社の休み時間の間に注文を出しておく、といったことができます。
またパソコンだけでなく、携帯電話（ｉモードなど）で注文できる証券会社もあります。そういったところを使うと、突然の出来事があって急に取引したい場合でも、すぐに注文を出すことができます。
インターネット株取引には色々なメリットがありますが、まず大きいこととして、「売買にかかる手数料が安い」ということが挙げられます。
株を売買する際には、証券会社に手数料を支払うことが必要です。証券会社の店頭で売買する場合、営業マンを介することになるので、その分の人件費がかかり、手数料が高くなってしまいます。
しかし、インターネットであれば人件費を大幅に抑えることが出来るので、手数料が安くなるわけです。
1999年10月に手数料が自由化され、証券会社によって手数料体系も様々になっていますが、インターネット株取引では、営業マン経由の取引と比べると高くても7割ぐらい、安ければ数分の一の手数料で済むことが多くなっています。特にネット証券（インターネット専門の証券会社）は大手証券会社よりも格安の手数料になっています。