株式配当に対する税金

7月 08
2010



売買の利益だけでなく、配当に対しても税金がかかります。配当の税金は、基本的には確定申告する必要はありません。原則として、配当額の20%が源泉徴収されます(所得税15%、住民税5%)。配当は証書で送られ、証書には源泉徴収済みの配当額が記載されています。

●配当控除
所得が少ない人は、「配当控除」を受けると税金が戻ってくる場合があります。配当は、企業の税引き後の利益から支払われます。その時点ですでに税金が徴収されているにもかかわらず、さらに個人の所得からも所得税を徴収すると、二重課税になってしまうので、その分の控除が受けられるという仕組みです。

配当控除を受けるには、給与所得などの所得と配当所得とを合算した上で所得税を計算し、そこから控除額を引くという手順になります。確定申告が必要になるので、詳しい手順については税務署に問い合わせましょう。




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