長時間の株取引とパソコンの発熱の問題

5月 11
2010



コンピュータは熱を持ちます。最新のCPU(中央処理装置=コンピュータの心臓部)を使ったパソコンは、かなり熱を持ちますので、その対策も重要です。本体内に熱がこもるとその熱によってコンピュータの動作がおかしくなることがあります。

モバイル型と呼ばれる小型のノートパソコンでは、本体自体が過熱して、ヒザの上などに置いて使っているとヒザを低音ヤケドするほど熱くなる場合もあります。

大型のデスクトップパソコンは、本体のサイズに余裕があって熱を逃がしやすく、またきちんとした冷却ファンがついているなど熱対策もしっかりしています。しかし、省スペース型のデスクトップパソコンやノートパソコンは、小さな本体に色んな機能を押し込んでいるので、熱対策が十分取られていないものもあります。
もし長時間のデイトレードなどで使うのならば、熱対策がしっかりした大型のデスクトップパソコンをおすすめします。

もしノートパソコンを使うのならば冷却用アイテムを併用すると、長時間に渡って使用しても熱関係の問題がおきにくくなります。
ノートパソコンの冷却アイテムとしては、本体の下に置いて熱を逃がす「クーラーパッド」と呼ばれるものが良く使われています。金属製で単純に熱を吸収して放熱するものから、ファンが付いていて熱を強制的に逃がすものまで様々な種類があります。安いものなら4000円くらいからありますので、ノートパソコンで長時間の株取引を行う場合は使用することをお勧めいたします。





どんなパソコンを買えば良いか

5月 11
2010



すでにWindows(ウィンドウス)パソコンをお持ちであれば、通常はそれをそのまま使うことができます。しかし、まだパソコンをお持ちでないなら、購入することが必要です。 Windowsパソコンを買いましょう。 Macintosh (マッキントッシュ)は対応する株取引専用ソフトがほとんど無いのでインターネット株取引には向きません。
 
パソコンには安いものも高いものもありますが、インターネット株取引をするだけなら、さほど高性能なパソコンは必要ありません。 10万円前後で買えるパソコンが増えていますが、そのクラスのものでも十分です。

ただし、初心者の場合は、いくら安くても無名のメーカーのものは避けたほうが無難です。パソコンに不慣れなうちは、いろいろと分からないことも出てきます。そういう時に備えて、サポート体制のしっかりしたメーカーのパソコンを買うことをおすすめします。 NECや富士通、DELL(デル)など、大手のパソコンメーカーの製品が安心できるでしょう。

また、パソコンをどこで買うかということも、考慮した方が良いでしょう。大手の電気店では、出張サポートサービスを行っていたりすることもあります。そのような店でパソコンを買っておけば、いざというときに安心できます。そのようなお店が近所に無い場合は、DELLのようなサポートがしっかりした通信販売メーカーのパソコンを購入してもよいでしょう。

さらに、パソコン教室に通うなどして、パソコンの基本操作はマスターしておくことをおすすめします。インターネット株取引はホームページ上で行うので、さほど難しいものではありませんが、やはりパソコンの基本はきちんとマスターしておくべきです。





Webブラウザは最新のものを使う

5月 11
2010


ホームページを見るためのソフトのことを総称して、Web(ウエブ)ブラウザ」と呼びます。現在のパソコンでは、Webブラウザは標準で付いているので、それをそのまま使うことができます。一般のパソコンではlntemet Explorer (インターネットエクスプローラ)」というWebブラウザソフトが入っています。
 ただし、古いパソコンでは、lntemet EXPlorerも古いバージョン(版)が入っていることが多いでしょう。古いバージョンであると、ホームページを正しく表示することができない場合があります。また、パソコンのセキュリティの面でも、古いバージョンを使い続けるのは望ましくありません。

lntemet Explorerを最新版にするには、lntemet EXPlorerの「ヘルプ」から「オンラインサポート」を選びます。

すると、lntemet Explorerのサポート情報のページにアクセスできます。このページの左にある「ダウンロード」をクリックします。

すると、「lntemet Explorerダウンロード」のページにアクセスできます。このページから最新のlntemet Explorerがダウンロードできます。





複数のパソコンを使う

5月 11
2010



デイトレードを本格的に行っている人には、パソコンそのものを2台用意して、1台を情報表示用にし、もう1台を注文用にしている、というような人もいます。

ネット取引を始めたばかりの方が、そこまですることはありません。そうしてみたところで、「宝の持ち腐れ」になってしまうでしょう。
ただし、「そういうやり方もある」ということは、知っておいて損はありません。ネット取引に慣れて、デイトレードをばりばり行うようなレベルになったら、パソコンを2台使うことを検討するのも良いでしょう。

また、パソコンが2台あれば、仮に片方が故障しても、もう1台の方で取引することができます。あとで学びますが、パソコンにコンピュータウィルスが感染するなどして、起動しなくなることがあっても、そういう時にもう1台パソコンがあれば安心です。お金を扱う株取引は、何があるかわからないので、こうしたサブシステムを用意しておくことが必要です。





複数のディスプレイを使う

5月 11
2010



パソコンの画面のことを「ディスプレイ」や「モニタ」(あるいは「モニター」)などと呼びますが、最近のデスクトップパソコンでは、2台のディスプレイを接続することができるものもあります。

パソコン本体にディスプレイを2台つなげば、2台のパソコンを使っている場合と同じように、1台のディスプレイでは最新の情報を常に表示するようにしておいて、もう一方のディスプレイに注文画面を常に表示しておく、というような使い方もできます。
ただし、この場合はパソコンを2台同時に使うのとは異なり、注文関係の操作をしているときは情報画面のほうは操作できません。

ディスプレイも1台しかない状態では、主文ウィンドウと情報ウィンドウを切り替えながら操作することになるので、どちらか一方は見ることができません。それよりは格段に便利になります。
これも、ネット取引を始めたばかりでは宝の持ち腐れですが、バリバリ取引を行うようになって、ディスプレイ1台では不便だと感じるようになったら、増設を考えてもよいでしょう。

なお、ディスプレイは大きく「CRT型」(ブラウン管式)と「液晶型」に分けられます。 2000年代に入って液晶型が急速に安くなってきたために、液晶型が主流になっています。液晶型のほうが目にやさしく、消費電力も少なく、発熱量が少なく、省スペースなので、これから購入するなら液晶型のディスプレイをおすすめします。