寄り付き状況の情報チェック

7月 10
2010



家でずっと市場を見ていられる方なら、寄り付き前後の状況もチェックしておくと良いでしょう。午前9時になると市場が開きますが、それからしばらくすると、寄り付き直後の売買状況の情報が出てきます。

●テレビ東京系「株式ワイドモーニングベル」を見る
テレビ東京系のチャンネルがある地域なら、朝9時から始まる「株式ワイドモーニングベル」の番組を見ると良いでしょう。寄り付き前後の市場の状況についてアナウンスがあるので、それを参考にすることができます。

●ネット証券の情報サービスを利用する
また、ネット証券の情報サービスでも、寄り付き前後の情報を得ることができます。市場に影響を与える要因や、注目されている銘柄や市場全体での買い注文/売り注文の株数といった状況が出ます。情報サービスのページに接続して、「市場概況」などのところを見れば、寄り付き直後の状況を知ることができます。買い注文が多い状況を「買い越し」、売り注文が多い状況を「売り越し」と呼びます。

●外国人投資家の売買動向に注目
特に、外国人投資家の売買動向に注目しましょう。現在の日本市場では外国人投資家のシェアが高いので、外国人投資家が買うか売るかによって、株価が左右されます。外国人の買い注文/売り注文の株数と、買い越し/売り越しの情報も発表されるので、それをチェックします。

外国人投資家の売買動向は、「テクノバーン」という情報サイトを使うと詳しく調べられます。マーケット情報のページ(http://www.technobahn.com/market/)に接続すると、「株式市況」という部分があり、「寄り付き前・外資系証券注文状況」という情報が出るので、そこを調べます。

●日経平均株価の動きをチェック
さらに、デイトレードをする場合は、寄り付き直後の日経平均株価の動きもチェックしておきましょう。寄り付き直後に日経平均株価が前日比で100円程度高く始まった場合、その日はその高値付近で株価があまり動かなかったり、遂に下がったりすることもあります。注意した方が良いでしょう。

遂に、寄り付きで日経平均株価が100円程度下がって始まった場合も、その付近で膠着状態になって、株価が動かなくなることがあります。ただ、寄り付きで200円を超えるような下げがあると、その日はさらに下げることもあるので、短期売買をしている方は損切りを考えた方が良いでしょう。





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