添付ファイルやネット上のリンク・画像に注意

6月 01
2010



メールにはファイルを添付することもできます。便利な機能ですが、コンピュータウイルスなどはこの機能を悪用して広まります。ワクチンソフトを入れておけば大抵は自動的に検出して対処してくれますが、新しいウイルスの場合には見落とされてしまう場合もあります。

件名や本文に何も書いていなかったり、英文だったりするメールの添付ファイルはウイルスであることが多いので、心当たりの無いメールについてきた添付ファイルは、絶対に開かないようにしましょう。

このような添付ファイルをダブルクリックして開いたりすると、ウイルスに感染する危険性があります。 また、ウイルスによってはメールの差出元を偽ることがあるので、知人のメールアドレスから来たものであっても、内容がおかしかったり、心当たりがないメールの添付ファイルは、開く前に必ず差出人に確認するようにしましょう。

スパイウエアに注意する

ネット取引を行う上でウイルス以上に危険なのがスパイウェアです。スパイウェアはウイルスのように直接コンピュータを壊したりはしませんが、その代わりに情報を盗みます。つまり、パスワードや口座番号などを盗まれてしまう危険性があるのです。

2005年7月にも、スパイウェアによって情報を盗まれて、インターネット銀行の口座から現金が他の口座に移されてしまうという事件がありました。このとき、被害者は不審なメールの添付ファイルを開いてしまったためにスパイウェアがパソコンに侵入してしまったのです。

ワクチンソフトにはスパイウェアを検知する機能がついているものもあります。また、スパイウエアを検索する専門のソフトウェアとして「Spybot」や「Ad-Aware」rCWShredder」などがあります。

ただし、スパイウェアについては、まず侵入されないことが一番大切です。あやしいサイトの閲覧はなるべく避け、不審なメール、不審な添付ファイルにも十分に注意しましょう。





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