ウィンドウズ・アップデートを行う
2010
ワクチンソフトをパソコンに導入するだけでなく、「Windows update (ウィンドウズ・アップデート)」という作業も行っておくことが必要です。
Windows updateとは?
現在の大半のパソコンは、マイクロソフトの「Windows」というソフトを土台にして動作するようになっています。しかし、このWindowsには「セキュリティホール」が見つかることが多々あります。
「セキュリティホール」とは、セキュリティ上問題となるような、プログラムの不具合のことです。セキュリティホールを放置しておくと、そこにつけこむコンピュータウイルスに侵入される恐れが高くなります。
Windows updateは、Windowsのセキュリティホールをはじめとして、Windowsに見つかった不具合を修正する機能です。インターネットを通して、不具合を修正したプログラムを取り込んで、パソコンに組み込むという処理をしてくれます。
Windows updateの実行手順
現在のWindows(Windows xPの「サービスパック2」という版)では、Windowsupdateは通常は自動的に実行されるようになっています。
パソコンを使っていると、画面の右下に、時々「最新の更新をインストールする準備ができました」というようなメッセージが表示されます。そのメッセージはWindows updateによって表示されているので、そのときは画面の指示に従って操作しましょう。
ただし、以前の版のWindows(Windows MeやWindows98など)を使っている場合は、パソコンによってはWindows updateが自動的に実行されない場合もあります。そのときは、手動でWindows updateを実行します。
パソコンを起動し、画面左下の「スタート」ボタンをクリックしてメニューから「Windows update」の項目を選びます。そこをクリックするとインターネットに接続され、Windows updateの画面が表示されます。あとは、画面の指示に従って操作しましょう。
Windows updateの注意事項
Windows UPdateは、Windowsの不具合を修正するために重要です。 しかし、Windows updateを行ったがために、逆にパソコンの動きが不安定になったり、起動しなくなったりすることも、時々ですがあります。
特に、大きなアップデートの際には、トラブルが出ることが少なくありません。例えば、現在の最新版である「Windows xPサービスパック2」にするためのアップデートが出たときには、それを入れたためにパソコンの動きがおかしくなったという人が結構多くでました。
パソコンの内容を定期的にバックアップするようにして、万が一のトラブルに備えることをおすすめします。
