損切りは株式投資を行う上で非常に重要

6月 01
2010



買った株が常に大きく値上がりすれば言うことはありませんが、そういつも上がり続けるわけではありません。値上がっていたものがすぐに頭打ちになって値下がりしたり、あるいは最初から値上がりしなかったりなど、思惑に反した株価の動きになる
ことも往々にしてあります。

自分の買った株の価格が下がると「しばらくすればまた戻るだろう」と、ついつい「希望的観測」を持ってしまうものです。しかし、それが大失敗のもとなのです。

確かに、いったん下がった株価が戻ることもありますが、それには長い時間がかかるのが普通です。その間その株を持ち続けると、その株に投資した資金は動かせなくなってしまうので、運用の効率が悪くなります。

また、大きく値下がりしてしまい、二度と買値に戻ってこないこともあります。そうなると、売るに売れなくなって、結局は「塩漬け」になってしまいがちです。

このように、株価が値下がりしたら、その株を持ち続けるのは良くありません。損失がそれ以上拡大しないうちに、その株を売ることが必要です。このように「損失が拡大しないように売ること」を「損切り」と呼びます。





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