ファンダメンタル分析とは何か?

5月 09
2010



株に関する分析手法は、大きく分けると「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」に分けることができます。そのうちの「ファンダメンタル分析」は、株の銘柄を選ぶ際に役に立つものです。

ファンダメンタル分析の「ファンダメンタル」は英語で書くと「Fundamental」で、「基本的な」「根本的な」というような意味です。
そこから転じてファンダメンタル分析は、企業の業績や財務といった基本的な情報を調べて、その企業が投資に適しているかどうかを判断する手法を指します。実際には企業の決算の情報を入手して、業務や財務に関する数値を調べます。

「決算」というと、難しそうなイメージがあるかもしれません。確かに決算書を細かく見ていくには、会計の知識が必要です。ただし、それほど詳しい知識が無くとも決算書の大筋の見方を理解できるだけで、銘柄を選ぶのには十分役に立ちます。


 



テクニカル分析とは何か?

5月 09
2010



ファンダメンタル分析と並んで「テクニカル分析」という手法も良く使われます。
こちらは、これまでに株価がどのように動いてきたかを見て、そこから現在が買いなのか売りなのかどうかを判断する手法です。

株価の動きを表したものを「株価チャート」と呼びます。テクニカル分析では、株価チャートを中心にして、さまざまな指標を使い、売買のタイミングを判断していきます。

ファンダメンタル分析では、個々の銘柄が投資に適しているかどうかを判断する事はできます。ただし、いつ買っていつ売れば良いのかということは、ファンダメンタル分析での判断は困難です。
投資候補の中から、今買い時の銘柄を選ぶにはテクニカル分析の方が向いています。

そこで、ファンダメンタル分析で投資対象銘柄を選び、テクニカル分析で売買のタイミングを判断する、というふうに両者を併用することをおすすめします。インターネット証券会社では、さまざまなテクニカル分析サービスを提供していることが多いので、それを利用すると便利です。