単独決算と連結決算

5月 13
2010



大半の会社では、業績の部分を見ると左端に「単」と「連」の2種類の表記があります。これらはそれぞれ「単独決算」「連結決算」を意味します。

単独決算とは、その会社1社単独での決算のことです。連結決算は、子会社や関連会社も含めたグループ全体の決算を表します。
単独決算では、親会社の決算が良くないときに、親会社から子会社に不良在庫を押し付けて売上が上がったかのように見せかけるなど、粉飾決算が行われることがありました。

連結決算ではグループ内の取引は除外して計算するので、以上のような粉飾決算は行うことができなくなり、決算書の信頼性が高くなります。

現在では連結決算が主流になっているので、決算書の数値を見て判断する際には、連結決算の数値を主に使うようにします。

 





Comments are closed.