問題行動を起こす・言う事を聞かない犬の心理を考えるのは重要です。
それを考えないで、例えば「しつけグッズ」などで、吠える犬に超音波が出る首輪を付けるとか、散歩で引っ張る犬にチョークチェーンを使うなど・・・。
これらはあくまで対処法にすぎないのです。問題の根本原因を解決しないで、強引に形上矯正をしているだけなのです。
これは正しい犬のしつけではありません。
犬は物理的な訓練でも、ある程度言う事を聞くようにはなりますが、本当に飼い主さんに信頼を持ち認め、喜んで言う事を聞いているわけではありません。
この事実をよく考えるべきです。
本当に大切な根幹は主従関係と信頼関係です。犬は階級のある社会の一員になることで満足を得ます。
皆さんと愛犬との関係・・・物理的ですか？・・・心の絆でつながっていますか？
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犬が捨てられる理由の大半が、ヒドイ身勝手なものです。
子犬のころは可愛くて、甘やかし放題でしつけなど一切せず、問題行動が出始めて成犬になると手におえなくなり可愛くなくなった、そんな理由で捨てられてしまいます。
そんな人間より犬のほうがよほど家族的で人間想いだと思います。
これ以上、不幸な犬を増やさないでください。
まずは犬独特の階級性・社会性などの本能を勉強しましょう。それを知るだけで普段の態度が変わってくるでしょう。
そして犬はそれを敏感に感じ取ります。
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